【解説】フランスの挨拶 “Bise”(ビズ)について

皆さん、フランスの挨拶 “Bise” (ビズ)についてご存知ですか?

当記事ではこのビズについてご説明します。

\こんなあなたに読んでほしい/

  • フランスの挨拶について知りたい
  • フランスに旅行に行く
  • ビズの仕方がわからない

“Bise” (ビズ)とは?

フランス人は挨拶の際、ビズをします。

このビズとは、簡単に言うと「頬へのキス」のことです。

キスとはいっても、実際には、唇は頬には触れず、頬と頬をくっつけて「チュ」という音を鳴らすことです。

日本人は慣れていませんので、フランス人がビズをする光景は衝撃的かもしれませんが、フランスでは一般的な挨拶です。


ビズはどんな時にする?

フランスの挨拶の方法は実は様々で、その人との関係によって変化します。

ビズをするシチュエーションは様々ですが、親しくない間柄やビジネスシーン、風邪を引いている場合を除いて、ほとんどの場合ビズをします。

例えば、友達や家族の間ではビズが普通です。

また、男性同士でも親しい仲ではビズをすることもあります。

相手と初対面でも友人を介して紹介された場合はビズするのが自然です。

※相手と一定の距離をとって接したい場合や尊敬の念を持っていて失礼のないように振る舞う場合は、単に「握手」する場合もあります。


ビズの方法は地域によって異なる?

実は、フランス人にビズの回数を聞いても、返ってくる答えは様々です。

それは、ビズの回数や細かなルールは地域によって異なるからです。

例えば、パリでは、左頬から2回。南や北フランスでは3回ないし4回です。

ビズの長さについても標準的な決まりがないため、人それぞれです。

フランス人でも他の地域に行くとビズのルールが違うので戸惑う人もいるそうです。


ビズの表記

ビズの表記は“bise / bisou”となります。(どちらでもOK)

女性名詞なので、冠詞を伴い”La bise“(ラ ビズ)、複数形で”bises“(ビズ)となります。

元来の意味は「キスする」ですが、“La bise” は挨拶のキスのことを指します。

フォーマルなメールや書類の締めくくりで”je t’embrasse“( ジュ タンブラス)を用いる場合がありますが、友達や家族とのカジュアルなやりとりでは、単に”Bisous“(ビズ)と書く場合が多いです。

ビズの仕方は?

ビズの仕方について解説している動画を見つけたのでご参照ください。

慣れていなくても、フランス人が自然にリードしてくれることがほとんどだと思いますが、これを見て学んでおくと旅行に行った際に役に立つでしょう。

ビズについて思うこと

ビズについての意見は人それぞれですが、フランス在住のイギリス人、Paul Taylorさんの動画が面白くてわかりやすいのでご参照ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フランスの国の標語として「自由、平等、友愛」がありますが、ビズはこの「友愛」の象徴であると考えられます。

このような文化が昔からずっと残っていることはとても素敵なことだと思います。

郷に入ったら郷に従え」というように、あなたもフランスに行った際は、恥ずかしがらずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


ちなみに、じゃんぽ〜る西(著)『パリ、愛してるぜ〜』というエッセイ本で、「なぜ日本人にはビズ(頬を寄せ合うフランス人のあいさつ)が難しいのか。」という章があり、ビズについて面白おかしく取り上げられていました。『パリ、愛してるぜ〜』は「パリで暮らす漫画男子の愉悦と憂鬱を描く、まったく新しい男目線のパリエッセイ」で楽しくパリのリアルな生活を知ることができるのでおすすめです。

著者の作品には他にも、『私はカレン、日本に恋したフランス人』や『パリが呼んでいる』、『モンプチ 嫁はフランス人』『かかってこいパリ』などがあります。


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