『フェイクニュースってなに?』フランス語記事で学ぼう

ニュース報道を装って、虚偽の情報を広めるフェイクニュースが近年、社会問題となっています。

これにより世論が誘導され、人々の混乱を招いてしまいます。

例えば、コロナウイルスによる混乱、選挙結果への影響、予防接種を思いとどまらせる虚偽の事実など様々な形で実社会にも悪影響が出ています。

さて今回は、フェイクニュースについてのフランス語記事を交えて、フェイクニュースとの向き合い方について考えてみます。

『フェイクニュース』ってなに?

トランスクリプション

C’est quoi les fake news ? 

L’expression anglaise « fake news » signifie « fausses nouvelles ».

Elle désigne des informations fausses, des infos qui, souvent, sont volontairement truquées.

L’une des fake news les plus connues est le soutien du pape François à Donald Trump quand il était candidat à la présidence des États-Unis.

Un autre exemple est une vidéo de l’aéroport de la ville de Miami, inondé après le passage de l’ouragan Irma.

En fait, il s’agissait d’une vidéo d’un homme marchant dans une zone remplie d’eau de l’aéroport de Mexico, la capitale du Mexique ! 

Une vieille histoire 

Les fake news ont toujours existé : il y a quatre-vingts ans, un comédien avait effrayé les Américains en faisant croire à une invasion martienne à la radio.

Mais, aujourd’hui, elles ont beaucoup d’impact à cause de la puissance des réseaux sociaux.

Sur ces réseaux, tout le monde peut diffuser des informations sans obligation de les vérifier.

Or, pour être un citoyen libre et responsable, chacun doit apprendre à vérifier ses sources, qu’elles proviennent d’Internet ou d’autres médias. 

Tout un apprentissage 

De nombreux journaux se sont donc lancés dans le décodage des fake news.

Des enseignants mettent aussi en place des cours d’éducation aux médias pour développer son esprit critique.

Il s’agit par exemple d’étudier des photos pour savoir si elles sont truquées.

Plutôt que de croire n’importe quelle info sans réfléchir, un minimum de prudence est désormais nécessaire. 

トランスクリプションの引用元:C’est quoi les fake news ?

日本語訳

フェイクニュースとは? 

« fausses nouvelles »は英語で、« fake news »です。

フェイクニュースとは、故意に偽造された虚偽報道を指します。

最も有名なフェイクニュース記事の1つは、ローマ教皇フランシスコがドナルドトランプが大統領に立候補を支持したというものです。

もう1つの例は、ハリケーン・イルマの後に洪水が発生したマイアミ市の空港からのビデオです。

実際には、メキシコシティ空港で水で満たされたエリアを歩いている男性のビデオでした。

フェイクニュースの歴史

昔からフェイクニュースは常に存在しています。

80年前、俳優はラジオで火星の侵略があったふりをしてアメリカ人を驚かせました。

しかし今日、ソーシャルネットワークの力のために、それらは多くの影響を与えています。

これらのネットワークでは、情報の真偽を確認せずにシェアできます。

自由で責任ある市民であるためには、インターネットや他のメディアからのものであるかどうかにかかわらず、誰もがソースを確認することを学ばなければなりません。

学ぶことに尽きる

そのため、多くの新聞がフェイクニュースの解読に乗り出しました。

教師はまた、批判的思考力を養うためにメディア教育コースを立ち上げました。

これには、たとえば、写真が偽造されていないか調べることなどが含まれます。

何も考えずに情報を信じるのではなく、最低限の注意をもつ必要があります。

関連語句

・volontairement わざと、故意に

・truquer …を偽造する、細工する

・soutien 支持、支援

・inonder …に洪水を起こす、…あふれる

・remplir …を満たす、いっぱいにする

・effrayer …を怖がらせる、おびえさせる

・invasion 侵略、侵攻

・martien 火星の

・puissance 力、強さ、権力

・diffuser …を放送する、流す

・vérifier (計算・情報など)を確かめる、確認する、実証する

・provenir …から来る、…に由来する

・décodage (暗号・符号などの)解読

フェイクニュースにどう対処すべきか?

フェイクニュースの特徴として、人目を引くような過激な内容や誇張表現などがある。

しかし、最も厄介なのが「正しい情報より早く広まってしまう」ということが挙げられる。

これは、ネットやSNSの普及により情報が拡散されやすくなったためという背景がある。

歴史を振り返ると、噂話や誤報、デマ、プラパガンダなどが歴史を動かしたこともあるが、今日のフェイクニュースの実態は少し異なるようだ。

それは、「退屈な」ニュースより「面白い」ニュースの方がシェアされ、アクセスを伸ばしやすいからだ。

なぜこのようなことをするのか?

それには「お金」が絡んでいる。

広告収入目当てのアクセス稼ぎの人もいる。

あるいは、自分勝手な主張を広めたり、目立ちたいというサイト運営者も。

さらには、国際的な思惑をもつ情報工作に用いられるケースもようだ。

このようなフェイクニュースに対策を講じているのが、イギリスの公共放送であるBBCだ。

BBCは対策として、世界中のフェイクニュースを集めて「Beyond Fake News」として公開している。

フェイクニュース -BBCニュース  

なぜBBCがフェイクニュース対策をするのか?

BBCは42の言語で放送しており、その国々のニュースをチェックできる規模と能力を持っていいる。

これほどまでに、世界のリーダー的役割を果たすことができる放送局は他にあるだろうか?

いやない。

ただし、すべてに対応できるわけではないためNHKを含む、グローバル公共放送団体のなかで議論し、多様な報道機関と連携している。

情報を受け取る側の私たちができることは、「違和感」を見抜く目を持つ意識を鍛えることではないだろうか?

例えば、他のメディアの記事を読んでみるのも有効だ。

同じ事柄でも、他のメディアで事実関係が食い違っている場合、情報に「嘘」が含まれる可能性が高い。

また、掲載しているサイトの信憑性を確認する方法もある。

そのサイトの評判やソースの掲載を確認することでフェイクサイトでないかどうかは分かるはずである。

情報に触れる際は、普段から少しの「違和感」に気づけるように、感度を上げておくことが大切だ。また、感情的にならず冷静な判断を心がけてほしい。


参照記事1:嘘ほど広まる⁉︎フェイクニュースにだまされないために

参照記事2:「フェイクニュース」との正しい付き合い方

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