「マンガを最初に描いたのはだれ?」フランス語記事で学ぼう:フランスで日本漫画が大人気?

1月30日から2月2日まで、アングレーム国際コミックフェスティバルが開催されます。

ファンにとっては、これは世界中の漫画家に会う機会です。

何人かの漫画家は知っていると思いますが、誰が最初のマンガをが発明したか知っていますか?

さて今回は、「マンガを最初に描いたのはだれ?」という子供向けのフランス語記事を動画とともにご紹介します。

1jour1question の動画(1分42秒)です。

また、記事の最後ではフランスで人気の日本漫画事情についてご説明します。

それではみていきましょう!

マンガを発明したのはだれ?

トランスクリプション

Qui a inventé la BD ? 


Au 19e siècle, c’est Rodolphe Töpffer, un Suisse, qui, le premier, associe des textes à des images.

Mais c’est aux États-Unis que sont publiées dans des journaux les premières cases avec des bulles de texte.

En France, au début du 20e siècle, les héros de bande dessinée s’appellent Bécassine ou Les Pieds Nickelés.

Leurs planches paraissent dans des journaux pour enfants, une nouvelle presse à la mode ! 

Mais, la BD, ce n’est que pour les enfants ? 


Non ! Dans les années 1930, la BD explose dans le monde entier et se développe aussi pour les adultes.

Les comics, aux États-Unis, racontent les aventures de super-héros.

En Belgique, à la même époque, Tintin rencontre un énorme succès.

Hergé, son dessinateur, invente un nouveau style, « la ligne claire », qui souligne par un trait à l’encre le contour de chaque élément.

Dans les années 1960, les mangas, des BD venues du Japon qui se lisent de droite à gauche, s’imposent à travers le monde. 

Un grand festival en France


 En France, en 1974, c’est la consécration : la bande dessinée, appelée désormais 9e art, crée son festival à Angoulême, le plus important d’Europe !

Chaque année, des prix sont remis.

En 2016, ce festival a été très critiqué car, sur 30 auteurs retenus pour le grand prix, il n’y avait aucune femme !

Minoritaires aux débuts de la bande dessinée, elles sont aujourd’hui de plus en plus nombreuses à imposer avec talent leur style souvent humoristique.

トランスクリプションの引用元:Qui a inventé la BD ? 

日本語訳

マンガ(BD)を発明したのはだれ?


19世紀、スイス人のRodolphe Töpffer(ロドルフ・テプファー)は、テキストとイメージを結びつけた最初の人物です。

しかし、テキストの吹き出しのある最初のボックスが新聞に掲載されたのはアメリカです。

20世紀初頭のフランスでは、コミックヒーローはBécassineまたはLes Pieds Nickelésと呼ばれていました。

彼らの図版は、子供向けの新聞に掲載されました。

でも、マンガは子供向けなの?


いいえ! 1930年代には、漫画が世界中で爆発し、大人向けにも発展しました。

アメリカのコミックは、スーパーヒーローの冒険を語っています。

ベルギーでは、同時期に、TinTin(タンタン)が大成功を収めました。

デザイナーのHergé(エルジェ)は、各要素の輪郭をインク線で強調する新しいスタイル« la ligne claire » を発明しました。

1960年代には、右から左に読む日本の漫画が世界中に定着しました。

フランスの大規模な催し


フランスでは、1974年に「9番目の芸術」と称される« la bande dessinée »「バンド・デシネ」(マンガ)が確立され、ヨーロッパで最も重要なアングレームでフェスティバルを開催しました。

賞は毎年授与されます。

2016年、このフェスティバルは大賞に選ばれた30人の作家のうち女性がいなかったため、非常に批判されました!

当初のマンガ界の少数派は、今日ますます多数になっていて、ユーモラスな表現スタイルで描く才能を発揮しています。

関連語句

・associer 関連づける、結びつける

・texte 本文、テキスト

・publier …を出版する

・case 仕切り、区画

・bulle 泡、吹き出し

・héros ヒーロー、英雄

・bande dessinée バンド・デシネ(マンガ)

・presse 出版物

・exploser 爆発する、破裂する

・développer …を発達させる、発展させる

・raconter …を語る

・aventure 冒険

・dessinateur デッサン画家、漫画家

・souligner …に下線を引く、…を強調する

・contour 輪郭、縁

・élement 要素、材料

・imposer …を強いる、認めさせる

・à travers (qn) …を横切って

・consécration 確立、公認、是認

・prix 賞、値段

・critiquer …を批判する、非難する

・retenir …を保つ、制止する、支える、差し引く

・talent 才能

・humoristique ユーモラスな

日本のマンガがフランスで大人気?

フランスの本屋さんやフランスのヨドバシ×TSUTAYA的な存在のfnacでは日本のマンガコーナーがあり、日本的空間を感じることができる。

実は、マンガ消費国1位の日本に続くのが、フランスなのです。

また、来場者数23万人を誇る、世界最大級の日本文化イベント「ジャパンエキスポ」でも、日本のマンガは数ある文化の中でも最も注目を集めるカテゴリーなのだそう。

まず、ジャパンエキスポでマンガについてインタビューした動画をご覧ください。

東京ITニュース JAPAN EXPO Paris マンガ・アニメ編

では、なぜこれほどまでに日本のマンガが爆発的にヒットしたのでしょうか?

フランスにもともと「バンド・デシネ」というマンガの文化があります。

日本の漫画文化もこのバンド・デシネや世界のコミックから互いに影響を与えあって発展していったという歴史的背景があります。

このことから、フランスでは、日本のマンガを受け入れやすい素養があったのと同時に、日本の漫画も海外からの影響で世界的に受け入れられやすい形に進化していたためではないかと考えられます。

また、20~40代のフランス人は、日本のアニメを観て育ったと言われています。

例えば、「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」、「シティーハンター」、「キャプテン翼」などが人気だったのだそうです。

最近では、「ワンピース」、「ナルト」、「ブリーチ」などジャンプコミックスが人気です。

さらに、直近では、「鬼滅の刃」の単行本発行部数が「ワンピース」を越えるという社会現象が日本で起こっており、今後もマンガブームの勢いは衰えず、加速していくと思われます。

毎回驚かされるのが、日本好きのフランス人が日本アニメや漫画について非常に詳しいこと。

「好きこそものの上手なれ」と言いますが、この熱狂ぶりには驚きを通り越して、感動すら覚えます。

以前、フランスでは、漫画といえばオタクが読むものという認識がありましたが、日本文化の受け入れが広まったこと、また、日本のマンガのテーマが恋愛、戦闘もの、SFなど多種多様であり、子どもだけでなく、大人をも惹きつけること、これらの要因から現在はフランスの若者の間で読まれるようになってきているそうです。

日本のマンガが海外に進出することで、マンガ界は新たな進化を遂げるフェーズに進んでいます。

また、反対に、日本スタイルを意識したフランス人アーティストが登場し始めているのだそう。

このように、マンガひとつを例に取っても、日本文化と海外文化の融合が進み新たな価値を創造され始めています。


参照記事1:フランスで日本のマンガはなぜ受け入れられているのか?

参照記事2:フランス人は漫画が好き。フランスは日本に続いて漫画消費大国だった!

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